1. 研究タイトル
精神障害・知的障害者に対するヒツジ飼育体験の心理的・生理的効果の検証
2. 研究概要
何を研究しているか?
ヒツジ飼育体験が、障害者の意欲、脳血流量、唾液中オキシトシン・コルチゾルに与える影響を、通常の作業療法や農作業等と比較して評価している研究です。
研究のポイント
農福連携の効果を、やる気スコア、NIRSによる脳血流測定、唾液成分測定などのヒューマンサイエンス機器を用いて科学的に可視化している点が特徴です。
研究成果
ヒツジ飼育体験後にはやる気スコアや前頭前野の脳血流量の向上がみられ、長期的にもヒツジ飼育群は高い意欲を維持していました。さらに、ヒツジ飼育から離れるとオキシトシンや意欲が低下する傾向が示され、ヒツジ飼育が精神的安定や職業リハビリテーションに役立つ可能性が示されました。


図1.対象者のヒツジ飼育体験中と通常のデイケアプログラム参加中とで比較

写真1.ヒツジ飼育体験中の様子

図2.対象者のヒツジ飼育体験中と通常のデイケアプログラム参加中の脳血流量の変化(5分間)

